理学療法士いわっちの腰痛大戦争ブログ

理学療法士4年目、腰痛根絶を目指してます。 ブログを通じて、腰痛についての知識を広め、腰痛で悩んでいる人を少しでも多く減らすことが目標です。 自分にできることをコツコツと!

腰痛と生活習慣 part2

こんにちは。

ペースが遅くてすいません。

 

今日は前回の続き、腰痛と生活習慣 part2です。

 

前回は腰痛は姿勢の悪さが大きく関与していることについて書きました。

 

 

その他の生活習慣の関係性についてまとめていきます。

 

 

 

・運動習慣の影響

 

 

 

腰痛治療として、一般的に想像されるのは

 

筋トレ

 

ではないですか?

 

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腰痛=筋トレ

 

と考える人は多くいると思います。

 

 

実際には?

  

 

体幹筋力や背骨の柔軟性と腰痛発症には

一貫した結果が得られない。

 

とされています。

 

確かに、筋トレをしなくては良くならない人もいます。

背骨の柔軟性を出すことで良くなる人もいます。

 

けど、全員が筋トレや柔軟体操が必要かというと、そうではないということですね。

 

 

では、どうしたらいいか?

 

運動習慣のある高齢者は腰痛発症率は低い。

運動量と腰痛の予防には有意な関係性がある。

 

とされています。

 

 

となると、とりあえずじっとしているよりは、

何かしらの運動をしたらいい

ということになります。

 

 

これをそのまま患者さんに伝えると、

 

なんの運動をしたらいいですか?

 

と聞かれます。

 

まあ、とりあえず運動しといて。ってのは確かに専門家としてはよくない言葉ですよね。笑

 

例えば、

高齢の方ならまずは少しずつ散歩をするように。

主婦の方なら既にやっているヨガやジムなどを再開する。

サラリーマンならゴルフやジョギングなどを継続する。

 

など、その人にとって必要なことや楽しいことをやっていただいて構わないと個人的には思っています。

 

重要なこととしては

 

“運動をした後に痛くならない範囲

 

で運動をすることです。

 

“痛み”は体の危険信号です。

 

毎日フルマラソンを走っていたら、体のどこか壊れそうですよね?

高齢の方にとっては毎日30分歩くと痛いなら、それはその人にとってフルマラソンと一緒なんです。

マラソン選手でも練習からフルマラソンを走るのではなく、10km、20kmと徐々に距離を伸ばしていきます。

高齢の方もまずは5分など、短い距離からスタートして、徐々に距離を伸ばす必要があります。

 

サラリーマンで多いのはゴルフをすると腰が痛い。

ゴルフだって立派なスポーツです。

スポーツ選手でウォーミングアップをしない選手はいませんよね?

ましてや、日々デスクワークで固まった体を急に勢いよくひねっていたら、痛くなりそうですよね?

 

そういった意味で、フルマラソンをするために体作りをするのと同じで、

 

自分に必要な運動をする

 

というのが大事になってきます。

 

腰痛のある人で、運動不足の人は無理ない範囲で少しずつ運動を開始していきましょう。

 

・喫煙の影響

 

昨今、喫煙者の人たちの肩身は狭くなってきています。

 

喫煙は体に良くない

 

これはみなさん知ってのとおりです。

 

では、腰痛との関係は?

 

まだ、有意な研究データは少ないみたいですが、

 

喫煙は腰痛発症の危険因子

 

とされる報告があるみたいです。

 

機序はよくわかりません。

ただ、そんな相関があると述べている研究もあるみたいです。

 

 

世の腰痛持ちで喫煙者の人。

 

タバコ、やめましょう。笑

 

・肥満の影響

 

肥満と腰痛の関係性はそこまで高くないとされる報告が多いみたいです。

(一安心です、、、。)

 

あとは食事やマットレスなどの報告もちょこちょことはあるみたいですね。

 

今日あげた影響はまだまだしっかりとした結果のある研究報告は少ないようです。

なので、参考までに。

 

 

今日はここまで!!

 

 

ちなみに、今日は国際マッケンジー協会主催のpartBコースの初日でした。

私の普段臨床で活用しているコンセプト。

その紹介も少しずつしていけたらと思ってます。

ゆっくりとゆっくりと。

 

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